サイトアイコン 受験奮闘記”でこぼこ日記”

なぜイケメンはモテるのか。そして私はモテないのか。

モテたいと思ったことはあるだろうか。たぶんそう思っているあなたはモテていない。モテている人はモテたいと思わないのだ。多分。

どうもそこら辺を歩いてそうな男子中学生です。只今イケメンという生物への僻みが自分の中で増加しているので、愚痴ろうと思います。

みなさん方は、イケメンもしくは美人の人に僻みや妬みや恨みを抱いたことはありますか。自分と対して成績も運動神経も変わらないはずなのに、なぜか異性にモテるあの謎の生命体のことでございます。

自分と顔のパーツは同じはずなのに、バランスだかなんだかが少し違うだけで異性が集ってきたり、キラキラした目で見つめられたり、話しかけられたり。

あいつはモテるのになぜ自分(たち)だけがモテないんだ。。。という気持ち糧に喪男/喪女軍団を組織し、リア充排斥運動を展開して彼女や彼氏のできた自分の友達を「裏切り者が」と排除しつつも物欲しそうな目で見つめる私たちの気持ちを未来永劫彼らや彼女らは知ることがないでしょう。(これを書きながらもしかしてこいつらってツンデレじゃねとか思ってしまった私は末期なのであろうか。)

男子校に監禁され、通学路で可愛い女子を見つけては「あの子めっちゃ可愛いじゃん」とあたかも劣化(もしくは廉価)版”自分の姪を見る優しい叔父”のように友達と気持ち悪い会話を繰り広げ、

修学旅行の部屋のテレビで「異性へモテる秘訣」を淡々と語る番組をみんなで鑑賞し、

バスの中から道ゆく可愛い女子に手を振り、手を振り返されるたびにバス内全ての民でワーキャー騒ぐという独自の生態を誇り、

学校に到着しては女子がいないことに物足りなさを感じて休み時間にるような、側から見れば「なんだこのアホどもは」と言割れそうな日々を送る私たちは、

「私(僕)の守備範囲にはいってないんだよね〜」と相手にすらされないことですら「あの子が一瞬とはいえ自分をそういう目で見ようとしてくれたんだ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )」みたいにポジティブに物事を捉えられるようになってしまったようだ。(これは進化なのだろうかそれとも退化なのだろうか)

人間が重大なストレスやトラウマ的な出来事に遭遇すると記憶が一時的に飛ぶように、(解離性健忘症)ものすごい強い痛みを痛いと感じないように、

常に女子がいないというとてつもないストレスを抱えている私たちは、そのことを脳が勝手に封印し、そのストレスを抱えなくても済むようにしているのかも知れない。(神に誓って、我らは美人な女性に罵倒されることを喜ぶようなMではないと信じたい。(´·ω·`))

ただそんな耐性を持つ私たちでもイケメンたちへの妬みや僻みを抱いたことは数知れない。

小学生の頃、クラスの女子人気をその一身にあつめていた元気以外一切取り柄のない(偏見)クソガキどもの愚痴を休み時間に愚痴り合うくらいにはその魂に恨みや妬みが刻み込まれているのだ。

まあそんなことを語り続けてもキリがないようだ。さて本題に入ろう。

イケメンの歴史

1990年代中頃からゲイ雑誌などの男性同性愛コミュニティでは、同性愛者に人気のある男性のことを「魅力的な」を意味する俗語「イケる」「イケてる」と「男性向けの」を意味する英語「メンズ」とを組み合わせて「イケるメンズ」「イケてるメンズ」などと呼んでいた。

その後、女性向けファッション雑誌『egg』において、編集者の矢野智子が魅力的な男性について特集する「クリクリ矢野のイケてるメンズ」というコーナーを開始し、1999年に同コーナーの略称として「イケメン」が使用された。これが転じて、同コーナーに掲載されるような魅力的な男性それ自体をイケメンと呼ぶようになり、また同誌の男性版『Men’s egg』においても当たり前のように使われるようになった。

2000年の『現代用語の基礎知識』に「イケメン」が収録された。

2008年の広辞苑第六版に「イケメン」が収録された。

動画配信サービス「ニコニコ動画」が視聴者を対象に行った「ネット流行語大賞2009&ケータイ流行語大賞2009 ニコ動調査」のアンケート結果において、金賞は「※ただしイケメンに限る」に決定された。

かっこいい顔立ちではなく且つオシャレをしている人の顔がかっこいいのかとオシャレによって見当違いをさせられた人のことを「雰囲気イケメン」と呼んだり、優しい行為をした顔がかっこよくない人を「心がイケメン」と呼ぶ例が現れている。- wikipedia 「イケメン」

このように、我々人間は、かってに「魅力」とかいう絶対性のかけらもないことをでっちあげ、それにかってに同調したり悪ノリをしたものにより、よくわからない文化を作り上げてゆくのだ。

さて、ここで一つ考えてみよう。「かっこいい」とか「魅力的」な男ってなんなのか。

(私は男なので、男の例について考えてみる。また、LGBTQを踏まえろというのかも知れないが、それは私たちの「恋愛」とは少し視点などが違うので、それについては触れない。)

世間一般に言われる「格好いい男」は、だいたい「鼻筋が通っている」だとか、「顔全体のバランスが取れている」だとか「背が高い」だとか「筋肉質」だとか「歯並びが揃っている」とからしいが、(170cm以下の男は人権ないなどと豪語する者もいるようだ。)これを考えたのは誰だろうか。

イケメンの特徴とは?外見・内面の共通点や無自覚にカッコいい男性のエピソード - CanCam.jp(キャンキャン)
イケメンって、顔が良ければイケメンではなく、「雰囲気イケメン」や「性格イケメン」などとも言われて、正直定義が曖昧ですよね。一体「イケメンの特徴」って何なのでしょうか。顔? 性格? それとも他の特徴が重要なのでしょうか……。

そんな奴がいるのならば一度殴ってみたいものだ。

もしかしたら本当に「The 格好いい男の像」みたいな本を書いた奴がいるのかも知れないが、多分違うのだろう。(そう信じたい。)

ただ、やはりクラスの異性が「格好いい」という人物は数人に絞られており、残りはイマイチと言われるのだ。

人によって好き嫌いや性癖は違うのではないのか。一人一人好きなタイプは違うのではないのか。とわたしたちは喚く。

遺伝子に多様性があるのだ。イケメンと感じるタイプの男性にも多様性があるのが道理ではないか。と私たちは嘆く。(·ε·`)スネチャウ

私の予想だが、「格好いい」とか「イケメン」というのは、「我々人間が人生の中で作り上げてきた、『これぞ人間』というイメージにどれだけ近いか」というものではないかと思う。

人間の人格などが、本能的なものと人生の中で作られる物によって形成されているのならば、学校という「洗脳」を受けてしまったせいで私たちはモテないのだと言えるのかも知れない。

逆に言えば、もし学校や社会という制度が崩壊したならば、私たちはモテるのだ。多分。

まぁそんなギャンブルのような可能性に賭けるつもりはないのだが。

私のかってな屁理屈だが、「イケメン」な男性や、「格好いい」男性とは、それ即ち「人間の本流」の形質を持つ遺伝子ということである。

そこで、イケメンの反対である「不細工」な人間について考えてみる。彼らは、変異などによって、本来の遺伝子から少しだけ離れているのだ。

そうすると、イケメンと美女ばっかりが結婚しても、種としてはあまり発展せず、不細工な方々と結婚し子を成すことで種の発展を促進させることができるのだ。

やはり、イケメンより他の人々を選ぶべきだと思う。

ただ、悲しいことながら、不細工な人を好きになる女子を「ゲテモノ好き」などと貶す表現が存在するように、やはりこの社会で上位に立つのはイケメンのようだ。

我ら日本人には「同調圧力」というものがある。少数意見を持つ人がいる場合に、多数意見に暗黙のうちにあわせてしまうということだ。

もし日本人がこれを脱却することができたのなら、私のようなモテない男もモテるようになるのかも知れない。

願わくばチャレンジャーで冒険家な女性の方々が増えて欲しいものだ。

結論

まあ色々愚痴ってきたわけだが、実はこのような論文がある。

https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2020/05/200522rs.pdf

この論文が本当ならば、モテない私にも未来があるということなのだ。

「金さえあれば女は寄ってくる」などと、とても女を舐めているような言葉があるが、これも本当なのかも知れない。

ここでの”金のある”が年収いくらくらいなのかはわからないからあんまり役には立たないが。

私の友達に、「優しい男がタイプ」と昔クラスメートに言われ、それを今でも信じている健気な方がいる。

「優しい男が好き」とか言ってる女子は、「自分にだけ優しくしてくれる、かっこよくてハイスペックな男」が好きとはよく言ったもので、誰にでも優しい男が好きなわけではないようだ。(本当なのかは神のみぞ知る。)

彼には報われて欲しいものだ。

以上、モテたいと喚く頭の悪そうな男でした。読んでくれてありがとうございます。

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